卒園式謝辞とは

卒園式に謝辞を頼まれて困っている人はいませんか?このサイトはそんなお母さんとお父さんのために作りました。そもそも卒園式での謝辞とは何なんでしょう?
親からこどもへのお祝いのことば?親から先生への感謝のことば?正解は「親から先生への感謝」です。卒園するこどもたちへのお祝いのことばは「園長先生」がいいます。
自分がどんな立場で誰に話かけるのかを正確に理解してこそ文章は書けるというものです。立場といえばPTA会長と、卒園するこどもの親という立場が重なったらどうしましょうか?と聞かれたことがあります。答えとしましてはPTA会長としてのあいさつは謝辞にはなりません。これは祝辞になります。話はワキにそれました。
卒園式の謝辞はあなたが、お世話になった園長先生をはじめとする職員の方への感謝ととらえてください。さらに加えますと地域への方々への感謝も入ると思います。保育園や幼稚園が存在できるのは地域の理解と協力なくしては語れません。

書き方

原稿はあらかじめ考えておかなければなりません。さらに紙に卒園式謝辞の内容をおとしてください。「原稿は手書きとパソコンのどちらがいいでしょうか?」という質問がよくあります。これにかんしては昔は毛筆書き、今はどちらでも可とお考えください。冠婚葬祭の慣習は地域により異なります。謝辞を終えたあと原稿を式場においてこなければならない場合があります。鉛筆で書いたメモ程度の紙を式場においてくるわけにはいきません。ある程度の体裁は整えておかなければなりませんね。用紙は文房具店に行けば結婚式用の祝辞をかくためのものがありますので利用しましょう。形式にこだわらない卒園式もありますので先生に聞いておくことをおすすめします。ではさっそく文章を書きましょう!まずは文字数がどれだけ必要かを決めます。あまりにも長いとあなたの講演会となってしまいます。卒園式謝辞の構成は次のような流れがよろしいかと思います。はじめのあいさつ、職員への感謝のことば、園児たちへのお祝い(これはメインではないのでふろくとして)、しめのことば。職員への感謝のことばが中心になります。社交辞令できなことばではもの足りませんね。そこで隠し味を使います。それは・・・

文例に加えるのは○○

それは「エピソード」です。
園児と先生、保護者の3者に共通する行事をさがしてください。すると、運動会やおゆうぎ会などがうかんできますね。そこで起きたことを軸にして感謝のことばにつなげてください。聞き手もうなずける卒園式の謝辞になります。謝辞を書くとき文例、例文をそのまま使ってしまうのはマズイです。謝辞の文例にエピソードを加えるのがポイントです。文章ができあがったら誰かに見せて添削してもらいましょう。添削は本格的なものである必要はありません。あなたが作った卒園式の謝辞を添削する意味は、書いた人以外が読んでみて意味が通じるかが重要です。あなたしか分からない文章ではいけません。読んでもらう人がいない場合、謝辞の原稿をメールで自分宛に送って次の日に読んでみるといいでしょう。卒園式に泣かないで謝辞が読めるかな?と心配している人はいませんか。そんな心配はいりません。泣いても違和感がないのが卒園式ですから。
大事なのは聞き手に自分のメッセージを届けることです。加えて先生はともかく、その他の園児や保護者はあまり聞いていないと思います。わが子以外、保護者はあまり関心がないと思うので。私が言いたいのは極度のプレッシャーはもつ必要はない!ということ。これで私の「卒園式謝辞の書き方」を終わらせていただきます。最後までお読みいただきありがとうございました。

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